言語化修行中

観た舞台の感想を書きます。ストプレとダンスが好き。

世界から出るのが寂しくなる舞台

「グリーン・マーダー・ケース」「ビショップ・マーダー・ケース」感想。ホチキスの齋藤さんと小玉さん、ヒプステで好きになった加藤さんが出るというので観に行った。現時点で今年観たストプレではいちばん好きだ。

 

「グリーン・マーダー・ケース」

セットは舞台左右に目隠しの壁、あと舞台奥にスライドする扉と、その奥に窓(その先にも人が入れて、回想とかの表現で使う)あちこちに赤い血溜まりらしきペイントが最初からあって、出血して死ぬときキャストがその場所で死ぬようになっている。これ頭いいな〜と思った。人が死にまくる舞台で血糊とか使ったら始末大変だもんな。ちなみにビショップもセットは共通。

まずBGMの音量が上がって暗転し、冒頭の導入から音楽に合わせてのキャスパレでテンション上がる。オタクって全員キャスパレ好きなんじゃないかな(主語がでかい)原作がヴァン・ダインなので当然全員欧米人のキャラなんだけど、世界観にぐっと引き込まれる。

 

あらすじ(ネタバレしています)

名家グリーン家で起きた連続殺人事件の捜査中に撃たれて記憶を失った刑事サイモンは、地方検事マーカムと探偵ヴァンスから事件解決のために記憶を取り戻すように言われ、心理療法士エマの診察を受ける。サイモンの記憶である過去と、現在も続く捜査が入り乱れる形で進み、徐々にサイモンが記憶を失った経緯や事件の真相が明らかになる。

ざっくりまとめると、サイモンは幼い頃に父親が失踪して母親が精神に変調をきたし悪徳孤児院に引き取られ、男の子は犯罪をやらされ女の子は売春させられるというひどい環境下で育った過去があり、失踪した父親を探すために刑事になった。そして建築家だった父親が失踪する前に最後に手掛けたのがグリーン家の修繕だったことから、手がかりを求めてこの事件の捜査に参加したという事情がわかってくる。グリーン家の面々は最高権力者である車椅子の老未亡人・ローズ、小心な長男のチェスター、長女のジュリア(物語の最初に死ぬので出てこない)、奔放で身勝手な次女のシベラ、変わり者で思い込みが激しい次男のレックス(アダのことが好き)、家族から冷たく当たられている養女のアダ。アダは実は料理係のドイツ女・ゲルトルーデと、亡くなったローズの夫・トバイアスの間にできた子。そして心理療法士のエマは、本名エミリー・グリーンで、トバイアスの浮気への復讐としてアダの夫と浮気したローズの娘(生まれてすぐサイモンと同じ孤児院に引き取られた)。エミリーとアダは自分たちの不幸な人生への復讐として、グリーン家の人間たちを共謀して皆殺しにしトバイアスの莫大な遺産を得ようとしていたが、実はエミリーはアダのことも実行犯として利用していた。またサイモンの父親は仕事中シベラに迫られ、振り払おうとして階段を落ちて死亡、それをグリーン家の面々が隠蔽した過去がわかり、サイモンは父の遺体を探し出すために屋敷を壊したいと考え、アダとエミリーの計画に協力するが自身の正義感との狭間で苦しむ。

アダは最後にシベラを殺そうとしたところを警察に発見され、ヴァンスとサイモンを撃って服毒自殺。そして現在の時間軸ではエミリーがシベラを毒殺し、相続した遺産を児童保護団体に寄付して姿を消す。全てを思い出したサイモンは犯罪に手を貸した己を許せず警察を去ろうとするが、ヴァンスとマーカムは引き止める。ここで、僕はあなたのことも殺そうとしたんですよって言われたヴァンスが、賢者は自分を脅かす者を最も愛するのだ、って言うセリフがめちゃくちゃかっこよくて痺れた。

 

わたしはホチキスで何回か見る中で齋藤陽介さんがたぶん好きだな〜とうっすら思っているのですが、ヴァンスはめちゃくちゃハマり役だと思った!劇中で「全知全能」って評されてて、それがしっくりくる明晰な頭脳と立ち回り、優雅で他人の気持ちを歯牙にも掛けない振る舞い。マジでヴァンス様。好きだ!!

あと小玉さんもホチキスで毎回本当に面白い(過去数回ホチキスの本公演を観て、100%小玉さんに爆笑する瞬間があった)んだけど、今回は笑いはほぼなし。ローズについて小玉さん自身が書いていた「自由が利かない、出力も弱い、でも誰よりも高みに居る事を信じて疑わない。そんな愚かで気高い存在」という表現がしっくりくる抑制のお芝居。声のボリューム大きくないのに圧があるのがすごい。ザンさん演じるゲルトルーデがローズの車椅子を押すシーン、照明も抑えめでライトで道が照らされてる静かなシーンだけど、ふたりの感情の鍔迫り合いがひしひしと感じられて圧倒された。でもパンフで小玉さんが書いてた通り、ローズはめちゃくちゃトバイアスを愛してるんだよな。わたしはローズのことも結構好きなのです。

ザンさんもまず最初のアダを守護天使と呼ぶくだりの一人演技で引き込まれた。ちなみに見ていて唯一気になった点として、ゲルトルーデの回想の中で昔の彼女(アダ役の小口さんが演じる)と今の彼女を並べてマーカムが似てる?!ってツッコんだり、月日って残酷…と言うくだりがあるんだけど、別に見ていてここで似てないことにはひっかからないので流れが止まる気がしたのと、ザンさんがフォローでコンプラ!ってセリフ(台本にはなかった)入れてはいたものの、そういう笑いはなくてもいいんじゃないかな…とは思った。

サイモンの鍛治本さんは、劇中かなりの割合で観客と同じように翻弄されているので、リアルタイムで観ているときは正直そこまで強い印象がないんだけど、観終わってから振り返ってみると彼がいかに過酷な人生の中で正しく生きてきたか(エミリーの「あなたはそうでなきゃ」というセリフでもわかる)ということが感じられ、愛すべき主人公だ…という気持ちになって、また会いたくなる。今回一度しか見れなかったけど、過去を振り返る構造の話だから、結末を知った上でもう一度観たら絶対感じ方が違うと思うんだよな。

あと個人的に好きだったのがスプルートの野口さん。 いかにも慇懃な執事と見えて、薄皮一枚むくと生身の人間って感じがおもしろかった。他の作品でも観てみたい。あと細部だけど父の日記について説明するくだりでエアクオートしてたのがそれっぽい〜と思った。

 

人が死にまくるし、どう捉えるかで印象が変わる話だと思う。わたしはエミリー(=ビショップではエレノア)にかなり好感を抱いたから後味は爽やかだった。エミリーはとにかく強い女で、可能な限り全てを自分の力で選び取っている。孤児院の院長にレイプされる前にサイモンに抱かれることを選ぶのもそう。もちろん不幸な生い立ちで選べる選択肢はひどく限られているし、選んだ選択肢もそうしなければ生き抜けなかったというのはあるんだろうから、美化することではまったくないが、その強靭さは好きだ。作中のキーアイテムとして女性解放運動の象徴となったミモザが出てくるのも(カクテルとしてだけど)メッセージ性あるのかなと思ったりした。逆にアダはエミリーに利用されて最後には死を選んで哀れではあるんだけど、それは人の言いなりになるばかりで自分で考えることができなかった彼女の弱さでもあると思う。当パンで「呪いと祝福」の話と書かれていて、でもエミリーは人生にこれらを見出そうとはせず、セリフにもある通りただ生きて死ぬだけと考えているんだと思う。

 

「ビショップ・マーダー・ケース」

あらすじ(ネタバレしています)

グリーン家の事件で警察を辞め探偵となり、一度ニューヨークを離れたサイモンだったが、1年振りに戻ってくるなり謎の依頼人によって、ディラード教授と姪のベル、養子のシガードが暮らす家に連れて行かれ、そこで起きた殺人事件を捜査中のマーカムとヴァンスに再会する。 殺されたのはベルに求婚予定だったロビンという男で、マザーグースの「誰が殺したコックロビン」になぞらえて胸に矢を刺されていた。その後もディラード家の周りでは「ビショップ」を名乗る犯人による、マザーグースになぞらえた見立て殺人が次々と起きる。ロビンの恋敵レイモンド、レイモンドの親友でチェスプレイヤーのジョン、隣人でディラードやシガードと共同研究をしている物理学者のアドルフ、その母親で精神を病んだ老女のメイ、といった面々が容疑者に浮上するが、第3の事件でアドルフ、第4の事件でそれまでの容疑者だったジョンが死亡。一方サイモンの謎の依頼人の正体はベルで、近所で頻発している子供たちの行方不明事件を追ってほしいという内容だった(実はこれはエレノアの差し金による依頼で、電話でアドバイスもくれる。サイモンを監視している様子)。最終的に、ロビンを殺したのはジョンで、その死体に細工したり2件目以降の殺人を犯したのはディラード教授(連続殺人犯に見せかけて、自分の殺したい人間 =アドルフを殺し、シガードに罪を着せ排除してベルを自分に依存させるため)という真相が暴かれる。またディラードは子供の行方不明事件にも関与していた。ラスト、シガードと結婚したベルの元を訪れ、ディラードの疑惑に気づいていたのではないかと尋ねるサイモン。愛していたから言えなかったというベル。もっと話すべきだったというサイモン。

 

グリーンとは共通する登場人物(出演があるキャラだとサイモン、ヴァンス、マーカム)もいるけど役者は全員違う。でもすごいのがそこにあまり違和感を感じないこと。イメージとしては共通した上位存在のヴァンスがいて、どっちのキャストさんもそれを自分というフィルターを通してヴァンスにしてるというか、だからフィルターの先にあるものは同一って感じ。グリーンからビショップで時間が経過しているので、特にサイモンとかはもちろん変化している部分はあるんだけど、地続きの存在に感じる。 魂が一緒というか。

 

グリーン〜の役者も全員うまいなと思っていたけど、キャラクターの描かれ方的にあんまり親しみを感じるタイプではなかった(スプルートくらい)のに対して、ビショップ〜の方がわりと皆に親しみがわいた。これってサイモン自身の変化も関係あったりする?わかんないけど。

まず個人的にいちばん好きだったのがシガード。大学の数学講師でいかにも理系!って感じのキャラだが、話が進むと実は人間味があるのが見えてくる。特にアドルフが亡くなった後、花を手に彼について話すシーン。ひねくれた人間なのであんまり舞台で役者が悲しんでるときに自分も完全に共鳴することって少ないんだけど、僕は彼が好きだったんだ、のとこ胸に迫りすぎて泣いてしまった。照井さん初めて拝見したんだけどすごくいい役者さんだ…と思ってたら夏に劇チョコの帰還不能点に出ることがわかってめちゃくちゃ楽しみ!作品自体がおもしろいことはもうわかってるから…誰の役だろ。あと一緒に育ったベルと互いに想いあっていることがわかるラブシーンもすごくいい。テンパってノルウェーサーモンが好きで…とか言ってるのすごいかわいい。別に普段からラブシーン好きな人では全然ないんだけど、あそこはかわいさにニヤニヤしちゃった。そこに乱入してくるサイモンもいい。

林田さんのサイモンは高身長のシュッとしたイケメンなのに笑いのシーンは絶妙にとぼけてて、でもシリアスはシリアスで深みがあって、バランスとるのうまいな〜と思った。グリーンでは迷い続けていたけどビショップでは過去を取り戻して、でもナチュラルに「僕はどうなってもいい」と言うような危うさを抱えているのが放っておけない感というか、幸せになってくれ!!本当に続編見たい…サイモンとアルのバディストーリーもっと見たいし、そこに絡むヴァンスとマーカムも見たいよ〜!!

マーカムの加藤さんは唯一しっかり認識してたキャストだけど、見たことあるのがヒプステの鬼灯甚八だから全然違って、ヴァンスに振り回されて困ってる姿がかわいかった。大塚さんのヴァンスは齋藤さんとかなり近くて、お互いの稽古見てないらしいのに同じところにたどりつくのって演出の一貫性なのかな。でも個人的にはグリーンの全知全能ぶりより少し人間に近づいた気がして、それはグリーンでは当事者であるサイモンの目線で見ていたから見抜かれることへの恐れもあってより全知全能感が強まっていたけど、ビショップではサイモンもヴァンスも当事者じゃないから多少立場が近づいていたりする?ラスト、ディラードを有罪にできないと判断し、シガードとグラスを入れ替えて毒殺するヴァンスと、それに怒るサイモン、それぞれの思う道の衝突がしんどかったけど良かった。

アル役の中野さん、去年ムシラセの「ファンファンファンファーレ」であさみん演じてて、きぬちゃんとの漫才シーンで爆泣きした過去があり、あの人!って気づいてから楽しみにしてた。小林少年みたいなサイドキックで(少年の格好をしている牛乳配達の少女)これが全くわざとらしくなくナチュラルに生意気でかわいい。グリーン家の事件から1年を経たサイモンの内面はアルとのやりとりで見える部分が大きいんだけど、そこもすごく自然。示唆的なことを言うキャラなのにその狙いが透けすぎていないというか…すごい若いことを初めて知ったんだけど上手いな〜と思ってたら、中野さんも劇チョコ出るじゃん。劇チョコの夏のやつ最高な役者しか出ないのか?

デイジーの永田さんもムシラセで見たことあった。最初ちまっとしたドジっ子メイドで、はわわ〜!(高音)って感じのキャラだから、かわいい…って見てたら、途中から実はエレノワの密偵ということがわかってかっこよくなる二面性で、好き…と思った。最後ベルとシガードの元にいる理由を尋ねられて、「私が彼らを好きだからです」ってセリフがすごく好きだったな。

アドルフは老いた母親と二人暮らし、 脊柱側弯症を患っている偏屈な学者なんだけど、ベルとはちゃんとやり取りしていたり、母親がベルと自分をくっつけようとするのに対して「べルはシガードが好きなんだよ」と現実的な返しをしたり、研究の話がヴァンスに通じて喜んだりと、万人に開いているわけではないけど完全に閉じた人間でもないことが感じられて、だからシガードがアドルフを悼むシーンにも説得力が出るし、このふたりについてはなんだかんだ言いながら打算とかのない良い友人だったんだろうなと思わせる。

レイモンドは出番こそ多くはないんだけど、ちょっとバカだがまっすぐな男というのが伝わってくる(あとめちゃくちゃ面白い)そしてジョンがレイモンドに書いた手紙のシーンが…ジョンはチェスプレイヤーなんだけど理性で感情を抑えられずに直情的な悪手を打って負けることが多く、その前提があるから、実は同性愛者でレイモンドを愛していた(でも自分の思いはかなわないと思い、せめてレイモンドを恋するベルとくっつけて見守ろうとしていた、これがとてもつらい)ジョンが、レイモンドとの関係を揶揄するロビンの言葉に激昂して殺してしまったというのも合点がいく。事件が解決した後にジョンの遺言であるレイモンドへの手紙が読まれるシーン、「いつまでも君の親友、ジョンより」でまず泣いて、同性愛が忌避されていた1920年代が舞台なので、マーカムが100年後なら彼のような生き方も受け入れられたかも、と言うのに対して、レイモンドが泣きながら「話してくれさえすれば違う未来があった」って言うシーンでさらに泣いてしまうと同時に、100年経った今でも完全に受け入れられてはいないことへの申し訳なさを覚える。これ原作にはない要素かな…ここに100年後なら…ってってセリフが入っていることに意味を感じた。

ベルは多分本当に悪意なく優しすぎる人で、だからこそ彼女が教授に頭を撫でられた後、ひとりになって沈んだ表情で頭に触れるときの、心がざわっとする感じが際立った。あそこで教授に何かある、ということがよくわかる気がした。教授に関しては動機はヴァンスの推理でわかるんだけど、よく推理ドラマで見るような本人が心情含めて吐露するシーンがあるわけではないので、内面が最後までわからないまま死んでいき、それが逆にリアルというか死の暴力性を感じさせる。あとメイは客観的に評するなら狂っているということになるんだと思う。でもサイモンとアルのやりとりに「頭のおかしい人というのはいない」とある通り、彼女は彼女なりの息子と自分を中心にした小さな世界の倫理で生きているんだよな。延々と書いてきて思ったけど、限られた時間の中で説明的にもなりすぎず、キャラの個性を出して描くのがすごくうまい!

 

 

グリーン・ビショップ共通のよさとして、シーンの見せ方がすごくかっこいい。グリーンだとサイモンの回想と現在の入り混じりとか、電話のベルを使ったシーンの切り替わり、舞台奥の窓向こうの空間の使い方(ビショップでサイモンがドラッカー家に入っていき、その後窓の向こうから出てくることで視点が180度回転したことがわかる)とか…舞台はスペースや使えるものに制限こそあれ、シンプルであればあるほど工夫によってその制限を活かして舞台ならではのイケてる見せ方が絶対できるから最高…という気持ちになって興奮した。

衣装も、グリーンは緑、ビショップは赤が全員入ってて統一感があり、なおかつキャラの個性に合っていておしゃれ。「どういうキャラか」をパッと伝える上で、それらしいビジュアルってすごく大事だと思う。たとえばグリーンでシベラと後に結婚するフォン・ブラウン医師が黄緑の縁のメガネかけてるのとか、医者なのに絶妙なうさんくささと軽さを感じさせる。宣伝ビジュアルとかも緑と赤で統一されてる。

この作品観てて、フィクション性において映画とアニメの間みたいな印象を受けた。生身の人間が演じてるんだけど、キャラクターとしてはリアルというよりデフォルメされてる感じ。それが舞台でやる良さかもと思ったり。

あとグリーンが135分、ビショップが145分(!)あるのに、全然長く感じない。まず1幕は体感5分で、客電ついたときにもう休憩?!ってなるし、長い舞台だとわたしは集中力があまりないので、よそごと考えちゃうときも多いんだけど、そういう中だるみもなく、次どうなるんだ!ってわくわく没入してたら終わった。

 

あとこれは作品自体とは関係ないんですけど書いておくと、制作がちゃんとしてるなと思ったんですよね。ひとつはチケット発売時に席選択できるはずがシステムトラブルでできなかったんだけど、丁寧にお詫びを出した上で、指定できなかった時間帯に購入した人は希望の席と可能な範囲で交換できるという対応を個別にしてくれたこと。もちろんトラブルは無い方がいいけど、人間がやることだからゼロにはできないので、そこからどういう対応をするかってすごく大事だと思う。わたしは片方だけすごい端だったからセンブロに変えてもらって、今日すごく見やすくて助かった。でも制作からしたら多分その分の前方席ブロックして個別にメールして交換先提示して…って相当めんどくさそうだから、ちゃんとしてるなと思った。

もうひとつが、公演期間夜にスペースでやってたアフタートーク。全然毎回聞けたわけではないけど、一丸となって宣伝しようとしてるのがいい座組だなあと思った。予定が許せばネタバレ解禁のファイナルやってほしいな~!

総合して、全員が板の上で生きててめちゃくちゃ良かった。終演の瞬間に世界から出るのが寂しくなる舞台が好きだ。Mo'xtra、次回公演も絶対観に行きます。